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昆布の古くは「広布(ひろめ)」、「夷布(えびすめ)」と称され平安時代には朝廷に献上され宮中行事の供え物として使われていました。
仏教文化との結びつきは強く、精進料理にも使われています。
鎌倉時代以降、仏教が庶民に浸透するにつれて昆布の需要は高まり、北海道と本州の間で昆布の交易が盛んになりました。
鎌倉時代から江戸初期にかけて、日本海を通る船によって福井県の小浜や敦賀に陸揚げするルートが開かれ、京都へ運ばれました。いわゆる「昆布ロード」いうものです。
さらに昆布を運んだ船は、下関、瀬戸内海を経由して天下の台所といわれた大阪に運ばれ、時代が進むにつれ江戸へも大阪経由で運ばれました。


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  • 昆布
  • 10:28 AM
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